先週の金曜日、同僚Sさんからの“イイとこ見つけた!”情報で行ってみた。(そして、昨日も再び行ってしまった。)
『加島屋酒店』という酒屋で立ち飲みができるという。名前を聞いて日本橋の人形町にある加島酒店(立ち飲みできる酒販店)を連想したがそれとは関係ないようだ。
最寄駅は淡路町・小川町、秋葉原や神田からも徒歩圏だ。江戸蕎麦で有名な「藪そば」と「まつや」の
近くにある。行ってみると、一見小さなコンビニ!?というような感じ。でも・・・、
加島屋酒店は、酒販店でありながら店内に厨房がありお弁当やお惣菜を作って販売もしている。お昼には、できたてのお弁当やお惣菜がならぶ。更に、野菜から生鮮食品、お菓子なども販売しており、酒販店でありながら(狭いながらも)弁当屋とスーパーの特徴を持ち合わせているお店だった。
そして、昼にお弁当を並べている棚が、夕方からは立ち飲みカウンターになる。我々が行った時で立ち飲みを初めて一週間ほどとのこと。ほやほやの立ち飲みだ。
櫻正宗の清酒(250円)をいただく。店主の奥さま(以下「お母さん」と呼ぶ)がつくるお惣菜も旨い。料理は30年習っているという。もちろんお店で売っているものも肴にできる。
お母さんは、明るく優しい感じの方で、我々のために特別料理も作ってくれた(ナイショ)。とても居心地が良く、お母さんには申し訳ないけどそれほど流行らないでほしいと思っている。(数人で満席になるので。)
日本酒の話をすると、息子が詳しいということで、仕事中の息子さん登場。なんでも息子さんは、酒造りを体験するため、いくつかの酒蔵で泊まり込みで経験した(経験させてもらった)という。
お酒の話をしていた時に、お猪口を見せて頂いた。上原さんという方の名前が書かれていたのだが、これについては後日にしよう。
あと気になったのは店内に飾ってあった昔の店の写真。この地で当時の個人商店としては立派な建物に思え、しかも昭和の雰囲気プンプンだ。当時は、現在の場所の対面にあったという。前述した江戸蕎麦屋さんだけでなく、この辺りは歴史のある店が多い。
建物好きなのでWebでカチャッてみた。すると、店で見た写真と同じような画をみつけたので載せておこう。
著作権については、「私的利用の範囲を超えて利用することはできません。」とあるので、この日記では問題ないだろう。
まずは「東京国立近代美術館」のWebサイトから。高梨豊さんという写真家の展覧会(2009年1月)の紹介ページに載っていた。1977年(昭和52年)の写真。

5差路の角であり、周辺での地理的目安になる建物だったのではないかな。
次は「二邑亭駄菓子のよろず話」のWebサイトで「東京-昭和の記憶」内の「神田淡路町~小川町」のページで紹介されていたモノクロ。1981年(昭和56年)の写真。

↑左の同和病院は、明和病院と改称して神田須田町交差点付近に移転しているという。
私の年代にしてみれば、それほど昔のことではないのだが、現地の変わり様をみるとずいぶん前のように感じる。(このサイトでは今昔の比較をしている。)
周辺環境が大きく変わるこの地で、商売を続けるのもご苦労が多く大変なことと思うが、頑張って~と応援したくなるようなお店である。