7月31日(日)、北本自然観察公園散歩から、その2。
園内の小さい池の縁に、黒い翅のイトトンボがいた。ハグロトンボのようだ。
ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)は、イトトンボ亜目カワトンボ科アオハダトンボ属のトンボで、体長は6センチ前後。本州・四国・九州に分布する。水性植物が生えるゆるい流れを好む。
和名のとおり黒い翅が特徴で、胴体の色が雌雄でことなり、雄は緑色の金属光沢があり、雌は黒褐色。ひらひらと舞い、どこかに留まったときは、四枚の羽根を重ねて閉じる。
見ていると、留まっている時でも、翅を開いたり閉じたりしていた。開くときはゆっくりと、閉じるときは一気に。光の反射で翅の縁が青白く輝いて見えた。

向きを変えて、閉じた状態(のピンぼけ)だが、翅が黒くない。これも光の反射によるのだろう、翅脈(しみゃく)の模様(?)がクッキリ。

上手く撮れないので、試しに翅が開いたり閉じたりするのを、コンデジの4K連写(S/S)という撮影モードで撮ってみた。動画っぽくなるので、YouTubeにあげて貼り付けた。
真っ黒だと思っていた翅は、光の当たり具合によっては翅脈がはっきりと見えて、翅の表側も輝いている。他のトンボとは異なるキレイさがあった。
2年前に、ハグロトンボを調べるついでに「均翅亜目(きんしあもく)」と「不均翅亜目(ふきんしあもく)」というトンボの分類を知り、とりあげたことがあるので再掲する。
均翅亜目は、一般に「イトトンボ」とか「カワトンボ」とかいわれている仲間で、4枚の翅の形がほぼ同じであり(なので「均翅」という)、一般に小さくてあまり活動的ではなく、体も翅も華奢で、止まっているときには普通翅を閉じる。
不均翅亜目は、所謂「トンボ」とか「ヤンマ」といわれる仲間で、後翅の基部が広がり、前翅より幅広くなっており(なので「不均翅」という)、一般に大きく活動的。頑丈な体と翅を持っており、止まっているときには翅を開いている。