11月27日(土)、妻と埼玉県比企郡嵐山町の『嵐山渓谷』に行ってきた。4年振りだ。
嵐山は「らんざん」と読む。県外の方は馴染みのない所だと思うが、武蔵嵐山は昭和のはじめに本多静六博士が当地を訪れ、景観を眺めたところ京都の嵐山(あらしやま)の風景によく似ていることから、「武蔵嵐山」と命名された観光地とのこと。
現地の案内によると、昭和のはじめの嵐山渓谷は、観光地としてたいへん賑わい、料理旅館の「松月楼」がオープンし、埼玉を代表する景勝地をひとめ見ようと、多くの人々が訪れるようになった。東武東上線の菅谷駅も昭和10年(1935)には「武蔵嵐山駅」に改名され、駅から観光客の長い列ができたほど。関東平野にまれに見る景勝地だったようだ。
午前10時頃、嵐山渓谷バーベキュー場の駐車場に着き、500円を支払って嵐山渓谷のマップと紅葉見どころスポットが記されたチラシを渡された。マップから今回歩いたところを景色と共に示していく。

駐車場から槻川沿いの遊歩道を進み、飛び石で川を渡るところまでくる。

この辺りまでは、川幅が(この川にしては)広く浅い。飛び石から上流をみると湖面のよう。

渡ってからは、川沿いに整備された遊歩道を西側に進み、冠水橋を渡って河原を突き当りまで進む。上流にはキャンプ場があり、対岸の河原にはキャンパーらしき方がいた。

戻って、川が90度曲がる辺り=段上には展望台がある辺りで記録。ここからすぐ下流に冠水橋がある。

川はとてもキレイだ。画では分からないが、ここの河原は少し広くなっていて、ヒーローもののロケで度々使われている。(私には)対岸の風景や冠水橋で分かる。
橋を渡って、少し上り振り返る。紅葉越しの冠水橋。ここでカメラを向けている方は多い。

冠水橋から坂道を上って展望台に至る。展望台の辺りは平地になっていて、枝を低い位置で広げたモミジがキレイだった。

ここから流路が大きく180度転じて半島状の独特な地形をつくりだしている「細原」と呼ばれるところを進む。尾根?の遊歩道は整備され、左右は紅葉&黄葉多し。

細原の突端にくると、目の前にススキの群生が拡がる。ここも当地の見どころだ。

展望台まで戻り、西側の川沿いに続く遊歩道を進むと、大きなモミジが点在していた。

マップには「紅葉マーク」が記されてないけど、北側の駐車場に至る遊歩道沿いにも大きなモミジがあり紅葉で見応えがある。

細原から上流の槻川は川幅が狭く、渓谷の雰囲気アリアリ。画は岩畳の上から撮っている。嵐山渓谷はその地形的な特徴から、秩父の長瀞岩畳に例えて「武蔵長瀞」と呼ばれていたこともあるという。
戻って、冠水橋の上側の林内。針葉樹を含む林の中でスクっと伸びるモミジの姿も良い。


嵐山渓谷の紅葉の様子は紹介しきれないので、後日、別日記(植物見学散歩日記)でもとりあげようと思う。
帰りの飛び石までの遊歩道沿いで、あまり聞いたことのない低い鳴き声が川の方から聞こえた。河岸は見えないので何の声か分からない。飛び石から上流をデジカメのズームで確認すると、カワウが数匹いた。鳴き声はカワウだった。
車に戻り、ランチをどうしようかと検討。この日の数日前にTVで町中華のラーメンを取り上げていたので、嵐山町の町中華を検索したうえで、昼の12時半前に駐車場を出発。
燃料警告灯が点灯していたので、ランチより先に町中のガソリンスタンドによる。「そうだ、地元の方なら評判の店を知っているはず」と思い、この辺りで美味しいラーメン屋さんはどこかと聞く。「○○は美味しいと聞きますよ」と検索した店とは異なるお店を紹介してもらった。聞いて良かったと、向かう。
国道沿いの店だった。メニューの裏面を見たら、お店が幾つか載っていた・・・チェーン店じゃないか~。しようがない、こってりした味噌を食べてやったサ。