御由緒によると~創建は和銅5年(712年)と伝えられ、平安期に平忠常討伐に向かう源頼信が、頼信が野久稲荷神社に夜を徹して戦勝祈願をしたところ、明け行く空に箭(矢)の形をした白雲が現れ、その箭は敵を射るかのように飛んで行ったのを見て(一説に白狐に乗った神から箭(や)と弓を授かる夢を見て)これぞ神のご加護と敵陣に攻め込み、三日三晩の戦で勝利。帰陣した頼信は、この勝利はご神威、ご神徳によるものだとして、社殿の建て替えを寄進するとともに、野久稲荷を箭弓稲荷と改めて呼ぶように命じたと伝えられる。
鳥居をくぐって参道を進むと、豪壮な権現造りの『拝殿』。天保6年(1835)年の上棟とされる。


拝殿~本殿。


『本殿』は格子の塀が廻らされている。

格子の隙間から覗くと、深い軒や各所の彫刻に驚く。




「ぼたん園」の奥にある『天神社』には、何故か若い梅の実がそこかしこに置かれていた。天満宮(?)ということからの梅なのかな。


この日、『神楽殿』では祭囃子や民踊が奉納されたようだ。


境内南側に松と栴檀(センダン)の木が寄り添うように生えており、何時しか縁結びや人間関係の好転の御利益があるとされ『縁結びの木』と呼ばれるようになったという。


境内には幾つかの絵馬掛けがあり、中には野球のベース型の絵馬やバット型の絵馬(↓)もあった。

何でも「やきゅう」という音との縁で、プロ野球をはじめとする野球関係者が多く参拝され、また、これに因んでの絵馬のようだ。特に、埼玉県所沢市を本拠地とする西武ライオンズの選手が頻繁に訪れるらしい。野球ファンの方はご存知なのかな。
巨大御朱印スタンプなるモノも飾られていた。後で調べてみると、昨年、箭弓稲荷神社が「御鎮座1300年」となるのに合わせ、地元の商工関係者らが高さ1.42m、重さ420キロの巨大御朱印を製作。奉祝行事で見事押印に成功し「最も大きな木製スタンプ」として初めてギネス世界記録に認定されたという。
