図書館で借りながらの読書。ぼちぼち続いている。今月から高梨耕一郎さんの小説(旅情ミステリーという分類)を読み始めた。1冊目は「京都 風の奏葬」というタイトル。これを読んで、これまでまったく興味のなかった「虚無僧」について知ることができた。
虚無僧は「僧」といっても、剃髪はしていないし、経を読むわけでもない。
経を唱える代わりに尺八を吹く。これを「吹く禅」と書き「吹禅(すいぜん)」という。
で、尺八を吹きながら、托鉢して歩く。虚無僧にとって尺八は楽器ではなく法器である。
虚無僧は唐代の僧で、禅宗の「普化(ふけ)」を祖とする普化宗の僧である。
普化さんは風変わりな行いをしていたので、風狂(ふうきょう)とか瘋癲(ふうてん)と呼ばれていた。誰もが知っている「フーテンの寅さん」のフーテンはここからきている。
虚無僧といえば編み笠(天蓋というらしい)だが、これを含め虚無僧の身なりは徳川幕府によって規定されたようだ。・・・とかいろいろ勉強になりました(上っ面だけですが)。
「フーテンとは面白い」と思いカチャカチャ調べていたら、ドンピシャ!のブログに行き当たった。平成の虚無僧「牧原一路」氏によるもので、ホームページもあったので、ほうほうと読んでいたら…なんと、この小説に資料を提供した方だった。そりゃドンピシャのはずだ。
しかも、ホームページの「おしらせ」には、しっかりと資料提供の事が書いてあった。
なんだか、自然にこのサイトに引き寄せられたような気もしないでもない。ちょっとブルった。
まぁ、虚無僧についてはこの辺で良しとしよう。高梨さんの2冊目を読み始めましたが、今度は「桜」についてあれこれ。これも面白そうです。
(それはそうと、また2日間日記をサボってしまった。スッキリしない日々が・・・)