正月明けのニュースですが、環境庁は、福島・栃木・群馬・新潟の4県に広がる日光国立公園から、尾瀬地域を独立させ、2007年夏にも「尾瀬国立公園(仮称)」を誕生させる方針という。
日光東照宮など世界遺産になっている歴史的建造物と、尾瀬のような貴重な湿原などの自然が混在していることから区分したほうがよいということだ。そりゃそうだな。
その際、尾瀬地域だけでは、国立公園に必要な面積(3万ヘクタール)に満たないため、尾瀬の北にあり、「日本百名山」の一つに数えられる福島県・会津駒ヶ岳(2133メートル)周辺の1万ヘクタールを編入する予定。
そのため、当初林野庁は反対した。
というのも、駒ヶ岳はブナなどの広葉樹やオオシラビソなどの原生林に覆われ、山頂付近には湿原が広がり、高山植物の宝庫で、国立公園制度は、景観の保護とともに保養地などとしての利用促進も目的にしていることから、林野庁は「観光客が増え、自然が破壊される恐れがある」と反対したのだ。
なるほどネ~、そういう(保養地としての利用促進)目的があるんだ。
国が管理するんだから(自然保護には)良い事ばかりだと思っていましたが、それだけじゃないんだと知りました。
今回は木道を移転するなどの自然保全策を講じることで、了承したようだ。
独立誕生すると国立公園は29になる。「そんなに?」って感じ。
国立公園は昭和9年3月に瀬戸内海・雲仙・霧島が、同年12月に阿寒・大雪山・日光・中部山岳・阿蘇が誕生。これが一期生みたいなものだ。
直近では昭和62年7月の釧路湿原が最後。北海道には6ヶ所もある。
ちなみに、都道府県が管理する国定公園は55ヶ所。
国立公園というものをあまり知らないせいもあるが「なるほどネ~」と関心を払う記事だった。国立公園に興味のある方はこちらやあちらも覘いてみてはいかがかな。