シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

さぎ山記念公園:“野田のさぎ山”とは

〔見沼:その3〕1月30日(日)、「見沼自然公園」から見沼代用水を挟んだ『さぎ山記念公園』へ行く。

さぎ山記念公園は、敷地面積43,500㎡、1986年(昭和61年)5月に開園(隣の公園よりも8年早い)。キャンプ場・BBQエリアもある。名前から、サギ山を記念したと分かるが、そのサギ山とは何だろう?とは思っていた。

修景池(釣り可)の脇を抜けて先に行くと『さぎ山記念館』がある。中に入ると無料の展示室があった。ガラスケースの中の壁面には昔の写真等が展示されている。


展示とさいたま市Webサイト(見沼田んぼのホームページ)によると
この付近(地名が「野田」)は、かつて「野田のサギ山」と呼ばれる1.4haものサギの集団営巣地だった。
見沼田んぼの開発により、サギの恰好な餌場が出現したのが原因の一つ。当時浦和周辺は紀州徳川家の鷹場であり、サギ山は御囲鷺として保護されていた。


明治・大正の頃は、禁猟区としてサギ山は保護され、昭和13年(1938年)には国の天然記念物に、昭和27年(1952年)には「野田のサギおよびその繁殖地」として国の特別天然記念物に指定された。訪れるサギは5種類でチュウサギコサギアマサギゴイサギ、チュウダイサギ


昭和32年(1957年)頃に営巣は最盛期を迎え、巣の数は6000個超。しかし、その後は激減。昭和47年(1972年)にはサギが営巣しなくなり、250年間にわたるその歴史に幕を閉じた。昭和59年(1984年)には、国の特別天然記念物の指定が解除された。

250年の歴史を閉じた野田のさぎ山を記念してつくられたのが当公園だった。
展示によると、有料の展望台も作られていた(高さ15m)。写真だけでなくチケットもあった。


「昭和37年頃のさぎ山風景」の写真もある。山林の中で白くなって点在しているのが、営巣しているところであろう。
広大な見沼たんぼは、ドジョウ等の魚介類や昆虫類の宝庫であり、営巣に適していたわけだ。


サギが営巣しなくなった原因としては、「農薬の使用による餌の減少、住宅の増加による竹林の減少、道路整備による交通量の増加、餌場となる水田の減少などにあると考えられている」という。

国の特別天然記念物になるほどのサギ山を、今では写真や記録で想像するしかないけど、見たかったな~。周囲ももっと長閑だっただろう。

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さぎ山記念館の入口に大きな木彫りの象さんがいる。高さ2.7m、長さ2.4m、重量1.3トン。タイの樹齢1500年以上、径3.1mのチークが原木。彫刻に6.3年。地域のライオンズクラブが寄贈したとの説明はある。
何故ここに象さん?タイから運んできたの?何のつながり?等々分からない。


さぎ山記念館の裏にパイプが置かれている。これも何だか分からない。