シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

地下鉄ってどこから・・・

タイトルの言葉から始まる「地下鉄漫才」、若者は知らないだろうな~。

さて、地下鉄車両の搬入方法は、大きく分けて2つの方法がある。
一つは、地上の車両基地を持っていたり、JRや私鉄と相互乗り入れしている場合に、普通にレールに乗せて搬入する。
もう一つは、乗り入れが無く、線路も車両基地も全部地下の場合、搬入専用の入り口から地下の車両基地までクレーンで降ろして搬入する。

最近(?)の地下鉄、大江戸線は後者の方法がとられたようだ。先日、読んで紹介した『大東京の地下99の謎』によると、この搬入にはものすごく時間(日数)がかかったという。

「2000年2月、開業間近の大江戸線の地下鉄車両288両の搬入が1年がかりで終了した。」・・・いっ1年も~!長っ!・・・とはいえ、

↓山口や愛知にある車両製造工場から海路や陸路で東京まで送られ
↓そこからトレーラーで木場車庫へ移送し
↓建物内の地上車両搬入口から、天井クレーンを使用して、
 ゆっくり地下車庫へ吊り降ろす
↓この方法だと、1日に搬入できるのは2両、1週間に8両=1編成

なので、なんだかんだ1年間かかったわけだ。大変な作業だ。

ということは・・・かかる日数=コストなのだから、大江戸線(都営地下鉄)は搬入だけでも相当な税金(?)をかけたわけだ。
それでなくとも、大江戸線の建設費は高かったのに。(東京メトロで建設費の高かった半蔵門線がキロあたり292億円の建設費。大江戸線はキロあたり326億円。)

別の都営地下鉄と乗り入れができれば、搬入するとき何処かの地上から…ということも考えられたのでしょうが、大江戸線の車両は他よりもコンパクトなので、無理だな。
トンネル径を小さくして、地上の土地所有者への補償を少なくする努力をしたんだけどね(それでもこの建設費)。

大江戸線が開業した翌年に「大深度地下利用法」が施行された。今、大江戸線を作るとしたら、公道下に拘らずにルートを考えることができただろうし、もちろん、コストも少なくできただろう。

利権と秘密だらけの東京の地下をいじれるのは一部の方々だが、せめて情報だけでも公表していかないと!シワ寄せがくるところは決まっているのだからね~。