柏崎市(合併前は刈羽郡)高柳町にある「貞観園」は、江戸時代の大庄屋の庭を、代々の当主が幾度も改修し景観を整えた日本庭園で、国の名勝にも指定されている。また、貞観堂(元住居?)には、国指定文化財である如来像や絵画・書もある。
峠の棚田からの帰り道のこと・・・二十歳前後にバイクで何度か立ち寄ったことがある「貞観園」、久しぶりに行ってみようと思った。嫁さんは初めてだしね。

県道沿いの入口↑。ここから石段を上っていく。ここも貞観園の一部なんだね。苔むした坂道で趣のある小道だった。ただ脚は…疲れた。
上り切ると、狭い市道と水路を挟んで貞観園となる。正門は閉ざされて(保存されて)おり、別の入口から入る。飛び石状の通路が貞観堂まで案内してくれた。
一人500円を払い、広い土間から室内に。庭園は、堂の廊下(回廊)から眺める。

堂は大規模な改修工事をした後のようだ。土間からあがった板の間には、峨眉山の道標や襖絵等が飾られていた。雪国なのに大きな空間がとれたのは、全国的にも珍しい豪壮な梁組のおかげとか。


様々な樹木や庭石、池の橋、庭の奥の方には滝も↑。
手水鉢の下には佐渡の赤玉石も(↓では右下の方に)。

この庭園は見ての通り『苔』がスゴイです。水と地によるのでしょうな~。園の前には水路があるけど、石垣から水がしみ出ていたもんね。

最近できた公式サイトによると、「園内にはゼニゴケやジャゴケなどの苔が百数種類を数え、苔で有名な京都の西芳寺などに次いで稀にみる苔の庭です。この立派な苔が育った要因として、霜害の無い立地条件がその第一として挙げられております。」と。そうなのか。
新潟で庭園の名勝は少ない。寺社や旧財閥所有でもなく、とりたてて何もないような土地にこれだけ立派な庭園があることがエライな~と改めて思いましたね。