NSPの詩には情景を想い描いてくれる詩が多い。それも岩手県出身らしく田舎を感じさせてくれるのが、また良い…私には。
代表的な歌はやはり「夕暮れ時はさみしそう」かな。
でも、この「庭先に夕闇み」もこの季節によいですな。
庭先に夕闇み
NSP/詩・曲:天野滋
夕食(ゆうげ)の支度のできるまで 僕は暇をつぶす
ねころび新聞ながめては 柱時計ばかり
近所のこどもの手をひいて 君が通る時間
つっかけ鳴らして石ころを いつも蹴って歩く
季節はずれの水玉模様 子どもっぽいねって言ってやろう
夕闇みせまる庭先に キリギリス
湯のみ茶碗の呑み口が 少しかけてしまい
茶箪笥開けると 母さんが愚痴をこぼしてばかり
聞かないふりしてそっぽ向き 僕がふてていると
お膳の上には ごちそうが並びかけています
井戸端会議は時を忘れて 古い軒並にぎやかに
夕闇みせまる庭先に 赤とんぼ
夕方、嫁さんが玄関先で、斜め向かいの奥さん(Nちゃん)と話していた。いや、話し続けていた。
夕闇みせまる庭先には…カナヘビかな。