シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

行田市:武蔵水路・水門、木造の建物が・・・

7月2日(土)行田市プチ観光その3。事前にマップをみていたら「さきたま古墳公園」の西側敷地沿いに川があり、さらにそのすぐ西側にも川がある。不思議に思い、縮尺を大きくすると、敷地沿いは「武蔵水路」で、その西側は忍川(おしかわ)との記載があった。
武蔵水路のことは、一年前に「利根大堰」を見に行った時に知ったが、それが通っているのかと。ならば見に行こうではないかと考えた。

武蔵水路は埼玉県行田市利根大堰利根川から取水された水を運び、鴻巣市で荒川に注ぐ全長14.5kmの水路。荒川と合流された水は、荒川を約30km下った地点にある秋ヶ瀬取水堰で取水され、東京都と埼玉県に送られ生活用水に用いられている。

「さきたま史跡の博物館」の受付で行き方を聞き、博物館の裏側から水路に向かった。
武蔵水路は中央を壁で仕切られ、左右に分かれた2水路になってる。1967(昭和42)年に完成したときは1水路であったが、改築工事にともない2水路になったという。橋からの下流の様子。


反対側、上流の様子。水路が曲がる所で橋っぽいのが見える。左側壁には切れ目?何だろう。


完成から40年以上たち、老朽化等が進んだことから、安定通水機能の回復、施設の耐震化、内水排除機能の確保・強化と、通水を行いながらの点検や補修を可能とすることを目的に、2010(平成22)年8月~2016(平成28)年3月まで、水路の全面改築が行われた。(現地説明板より)

※参考 Web:けんせつPlaza > 首都圏への水を流しながら改築する武蔵水路
http://www.kensetsu-plaza.com/kiji/post/10594

長期間の工事になったのは、首都圏の都市用水に使用しているので、改築工事期間中であっても水を止めることはできず、水を流しながら工事を行わなければならなかった。さらに、水路本体を施工する時期は都市用水の需要が少なくなる12月~翌年5月までの6カ月間とし、通水量を制限しながらの工事だったという。

水路中央に隔壁(厚さ25センチ)を有する2連の鉄筋コンクリートフルーム水路に改築されたことにより、今後は、通水を確保(片側通水)しながら水路内点検や補修が可能となり、施設の長寿命化が図られることとなった。

水路の橋を渡ったところで上流に行くと、忍川と水路を結ぶ佐間水門があった。


水門から水路に放流される所。隔壁が一部外され、左右均等に流れるようになっていた。下流から橋っぽく見えたのはここだった。ここからUターンして引き返す。

「佐間水門」の役割は、大雨の時に流量が増した忍川の水の一部を武蔵水路内に取り込み内水排除をするため。その際は水路の利根川からの取水は停止されるようだ。
調べてみると、非常に強い雨となった今月12日~13日にかけて、今年度初めての内水排除を実施した。忍川の佐間水門地点で約1.15mの河川水位の低減をしたものと推定される。
※参考 Web:水資源機構 利根導水総合事業所 武蔵水路 内水排除を実施(pdf)
https://www.water.go.jp/kanto/tone/pdf/news/2022/220713.pdf

武蔵水路は大変有用な施設だ。日本の土木は(昔から)エライものだと思う。


橋の交差点で水路の反対側にある木造の建物が目にとまった。SUBARUの看板に、ジェット機が置かれている。

いったい何の施設なのか、近くに行って確かめたかったが、もうタイムアップ。後ろ髪を引かれる思いで戻ることにした。

興味があったので、後日調べてみたら埼玉スバルの日本航空で、埼玉スバルさきたまガーデン内にある資料館だった。

日本初の国産ジェット機「富士T-1」ほか、航空機のエンジンや様々な資料を展示し、日本の航空機技術発展の歴史を紹介しているようだ。木造の建物がシブい、且つノスタルジックな感じ。

橋を渡ってすぐの右手には、武蔵水路に沿って広い遊歩道が続いていた。
埼玉県営さきたま緑道で、JR北鴻巣駅前の鴻巣市赤見台近隣公園から、武蔵水路に沿って、さきたま古墳公園に至る延長4.5km、幅員25mの遊歩道と自転車道のある緑道。森林浴をしながら、安全で快適な散歩ができそう。


この後、駐車場に戻り、出発したのは11:40頃。
午前中のみの行田市プチ観光だったが、十二分に楽しめた。