シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

試験放鳥のトキと朱鷺色

私の出身県の「県の鳥」は「トキ」。なので、ちょっと気にしています・・・。
新潟県佐渡島佐渡市)で10羽のトキが試験放鳥され(9月25日)、その後行方の分からなくなった2羽のうち1羽が、本州側の同県関川村でみつかったというニュースに絡んで…「トキ色」という言葉が目にとまった!

鳥の名の付いた色で「鶯(ウグイス)色」はよく聞くし、紙色見本でも見たことがある。メジャーな色だ。あとは「鳶(トビ)色」かな?そう「♪鳶色のひとみに 誘惑のかげり~」ではじまる、堀内孝雄の『君のひとみは10000ボルト』だ…古っ!(1978年8月。資生堂のCMにも。)

それらに比べると「トキ色」ってなかなか見ない。どんな色だったかな?毎日新聞の記事に写真があったけど…分かりにくい。カチャカチャしてみるとNIKKEI NETに載っていた。それを拝借。


トキの羽の色は表側からみると白一色だが、写真のように、翼の下面は朱色がかった濃いピンク色をしている。(色番号は#F5C9C6。このページ参照。)
これを日本では「トキ色」というわけだ。トキは漢字で「朱鷺」。朱色の鷺(さぎ)と書く。その通りだな。

ちなみに、トキはいつもこの色ではない。「繁殖期の前、1月下旬頃から頸側部から粉末状の物質を分泌し、これを水浴びの後などに体に擦りつけ、自ら「繁殖羽」の黒色に着色する。」という。このような羽色の変色方法は大変珍しいそうだ、さすが特別天然記念物
擦りつける行動は8月に入る頃まで続けられ、それをやめると、羽の色も次第に元の白色に戻る。


その他、記事で気になったこと・・・
①日本で飼育されている個体数:
今回放鳥された10羽は、飼育され100羽以上に増えた中から、たくましい鳥が選ばれたそうだが、「そんなにいたの?」と。佐渡トキ保護センターのサイトで確認したら、本年9月5日現在、センターでは110羽のトキを飼育していて、東京都多摩動物公園の12羽を含めると、日本で飼育されているトキは122羽という。(多摩動物公園にもいたのね。)

②最近問題の『外来種』では?:
日本産トキは平成15年10月に絶滅した。今のトキは放鳥したものも含め全部外来種だ。しかし、日本産最後の雌雄のキンとミドリおよび、中国産のミトコンドリアDNAを分析したところ、わずか0.065%の違いしかなく「遺伝的に見ても1つの種」とされている(産経ニュース)。
なので、日本におけるトキの扱いは「絶滅」ではなく「野生絶滅」のままである…そうだ。