先日、仕事で東京都葛飾区の柴又に行くことになった。葛飾区はけっこう疎い。ほとんど行ったことがない。京成電鉄もよく分からない。まずは、行き方から調べた。
京成高砂駅から京成電鉄金町線というのに乗り換える。高砂と金町を結ぶ単線の路線で、唯一の中間駅が柴又だった。電車は日中の時間帯1時間に4本ほどの本数。駅から東に数百メートル行くと、矢切りの渡しで江戸川越えれば千葉県だ。23区だけどローカル感かなり強し。
さて、所用先で柴又が初めてだということを伝えると、帝釈天は商売の神様だから、時間があったら立寄ってみたらと助言された。一緒に行った先輩は何度か来たことがあるそうだが、せっかくなので行ってみることに。
(見た順と異なるけど、駅前からの道順で記録しておく。後で調べたことも添える)
改札を抜けると空が広い、建物は3階、駅前にはロータリーなど無い、道路は狭い、そして広場の真ん中に銅像。

「フーテンの寅」像だ。観光オバちゃん達が口々に「よく似てるわね~」「ホントね~」と言うが、銅像というのはそういうものだろう。「左足の指に触ると縁起がイイらしいわよ~」、なるほど左足はピカピカになっていた。私も倣った。
(1999年に地元商店会と観光客の募金によって建てられた)

すぐに参道になるが、その入口に映画の碑があった。私でも知っているフレーズが映画のフィルムを模した石板に刻まれている。

参道の先を臨む。それらしい雰囲気にちょっとわくわくする。

電線は埋設しているで、スッキリしている。平日だけど観光客はそこそこいる。

参道では、草だんごや煎餅、それに川魚料理を出す店もいくつかある(川が近いから?)。ゆるやかに右に行く先に帝釈天。

柴又帝釈天は「経栄山題経寺(日蓮宗)」と言い、寛永年間(1629年)に創建。
二天門:参道のつきあたり。立派な楼門だった。

大鐘楼堂:二天門向かって左側。これまた立派。

帝釈堂:四天王のうち二天を安置(あとの二天は二天門に)。

本堂:隣にも大きい社殿があって驚く。日蓮宗寺院としての本来の本堂のようだが、参拝客は・・・。

向かって右に本堂、左に帝釈堂。本堂の奥には大客殿があるらしい。

すっかり観光客気分なのだが、ゆっくり見る時間はないのでケータイで撮りながら歩く。
とらや:寅さんと関係があるのかな?と撮ったもの。Webによると「男はつらいよ」の第1作から第4作目まで寅さんの実家として使われたようだ。

高木屋老穂:Webによると撮影の度に休憩や衣装替えに部屋を貸していたことから何かと縁の深い店。撮影所の店舗セットのモデルは高木屋らしい。

この辺りで先輩(私よりけっこう年配なので相当のお歳)が、疲れたからちょっと休もう、と高木屋老穂で名物の草だんごをいただくことに・・・。

高木屋老穂は参道を挟んで販売店と食堂がある。食堂の店内には多数の出演者の写真が飾られていた。
私の年代では少数派かもしれないが、「男はつらいよ」をまともに見たことが無い。それでも、ちょっとした感動を覚えた。ファンの観光客の方は、相当嬉しいでしょうな。