シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

十日町市:赤谷十二社の大ケヤキ/巨樹と社

8月の帰省の際、出かけるついでに赤谷集落の赤谷十二社の大ケヤキを2年振りに見てきた。
過去にも足を運び当日記でも取り上げているが、何といっても巨樹であり機会があれば見て・触れておきたい樹だ。

駐車場から道路を渡り階段で上った赤谷十二社という神社の傍らにある。(大ケヤキの傍らに神社ができたと言うべきか)
駐車場から見上げる。この時は自分のバッグを忘れてしまい、妻のスマホカメラで撮影。


延暦年間(西暦782-805年)に坂上田村麻呂が東征の折に植えたと伝えられている。しかし、そこまでの樹齢ではないようで、十日町市博物館のWebサイトによると推定年齢を850年としている。樹高は46.5m、幹周は10.1m、県指定天然記念物とある。

境内の端っこから撮るが、やはり全景は入り難し。樹冠の横幅もかなりある。

 

“巨樹”と呼ぶのは根拠があって、環境省の調査では原則として地上1.3mの高さで幹周りが3m以上の樹を巨樹の対象としていることによる。
幹周りを基にしているので、巨樹は幹周で評価されランキング付けされたりする。
ケヤキの巨樹には幹周12~17mといった樹もあるが、樹高は15~30mであり老木になると上部を失ってしまうようだ。

この樹は幹周こそそれらに足りないが、高さは46.5mとされている。樹高においては日本で最も高い可能性のあるケヤキではないだろうか。

15年前に保護増殖事業で樹勢回復工事を施したそうで、大きな枝を切られた形跡はあるものの、最上部まで枝を伸ばし繁らせているのは、元々の樹勢が衰えてないからではないかと思う。

 ▼2010年5月の写真があったので、参考に1枚載せておく。

 

狛犬の乗る石積みが大ケヤキに押されてずれている(?)。大ケヤキの直径は3m超。


お盆のせいか(祭事なのか)神社の扉が開いていたので、お参りした後に内部を撮らせていただく。額には「十二大明神」、野菜が奉納されていた。


天井を見ると、格天井で格間にはそれぞれ異なる絵が描かれていて、少し驚いた。


集落の小さな神社としては(私の実家近くの神社に比べると)手の込んだ造りだ。
そういえば屋根も化粧垂木で正面は2段になっているし、上方に彫刻もあり見事な意匠となっている。地元の方が神社を崇め大切にしていたのだろう。


古から地域を見守ってきたであろう御神木の大ケヤキ。軽く手を当て頭をたれる。(あやかりたいという思いも少し・・・)
これからも永く永くここに在ってほしい。また来よう。